”つつわびる”
どういう意味だろう?と思われる方が多いと思います。
インターネットの普及により、人間関係が希薄になったと言われていますが、人は「人と人との繋がり」の中で生活をしています。
私たちはこの「人と人との繋がり」を糸のように紡ぐことで何が創られるだろうかと常に考えています。
地酒と言われる日本酒は各地域に根差したお酒であり、それぞれのストーリーがあります。原料となるお米を育てる農家の方々、酒造りに欠かせないきれいな水を守るために森林整備をしている地元の方々、その方々の想いを引き継ぎ酒造りをされる杜氏や蔵人。多くの方々の想いが詰まった日本酒の味は、舌で感じるだけでなく、心でも感じるものなのです。
だから美味しい。
こうした日本酒に代表される日本の伝統的なモノづくり。
飲んで食べて美味しい、使って便利、壊れない等々、「MADE IN JAPAN」の品質は高度経済成長期、大量生産大量消費の時代においても、日本国内だけでなく世界中で評価されました。
しかしその一方で、大量生産であるが故の画一的な商品ばかりが増え、「ワクワクする商品」が少なくなってしまったことは、非常に残念です。作り手の想いやその地域性、歴史や文化、デザイン等々、心で感じたり目で楽しんだりといったことも、日本のモノづくりには大事な要素であり、これこそが「モノの価値」を高めることに繋がっているのです。
商品を通じて繋がっている、作り手と消費者。この「人と人との繋がり」、糸のように紡ぐことで、そこには「美しい和」が創られると私たちは考えます。我々日本人が重んじる「和」、大変美しいものです。
人と人との繋がりの中で仕事をし、美しい和を創り上げていく。そんな想いから「つつわび」という社名にいたしました。また「つつわびる」という動詞で、株式会社つつわびの活動内容を表現しています。
つつわびる
~人と人との繋がりを紡いで創る、和の美しさ~
株式会社つつわび をどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社つつわび
代表取締役 鳥居 英夫